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巻雲 (夕雲型駆逐艦) : ウィキペディア日本語版 | 巻雲 (夕雲型駆逐艦)[まきぐも]
巻雲(まきぐも)は、日本海軍の駆逐艦〔#達昭和16年8月pp.10-12『達第二百四十六號 昭和十五年度及昭和十六年度ニ於テ建造ニ着手ノ驅逐艦一隻、潜水艦一隻、掃海艇一隻、驅潜艇一隻、敷設艇五隻及魚雷艇三隻ニ左ノ通命名ス 昭和十六年八月五日 海軍大臣 及川古志郎|株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 一等驅逐艦 巻雲(マキグモ)|佐世保海軍工廠ニ於テ建造 伊號第四十三潜水艦|株式會社石川島造船所ニ於テ建造 第二十號掃海艇|株式會社大阪鐡工所ニ於テ建造 第二十四號驅潜艇|株式會社玉造船所ニ於テ建造 敷設艇 澎湖(ホウコ)|日本鋼管株式會社鶴見造船所ニ於テ建造 敷設艇 鷹島(たかしま)|株式會社大阪鐡工所ニ於テ建造 敷設艇 済州(サイシユウ)|浦賀船渠株式會社ニ於テ建造 第一號敷設艇 第二號敷設艇|株式會社横濱「ヨツト」工作所ニ於テ建造 第四號魚雷艇 第五號魚雷艇 第六號魚雷艇』〕。一等駆逐艦夕雲型の2番艦である。艦名は敷波型駆逐艦巻雲に続いて2代目〔#昭和17年12月31日艦艇類別等級表p.4『艦艇類別等級表|驅逐艦|一等|夕雲型|夕雲、巻雲、風雲、長波、巻波、高波、大波、清波、玉波、濱波』〕。 == 艦歴 ==
=== 竣工まで === 駆逐艦「巻雲」は1939年度(マル4計画)仮称第117号艦として藤永田造船所で建造された。1940年(昭和15年)12月23日起工〔#内令昭和17年5月(2)p.22『艦名:巻雲|艦種:一等驅逐艦|(性能略)|製造所:藤永田造船所|起工年月日15-12-23|進水年月日16-11-5|竣工年月日17-3-14|(兵装略)』〕。1941年(昭和16年)8月5日、平島型敷設艇澎湖・鷹島等と共に命名される〔。「巻雲」も同日附で一等夕雲型に登録された〔#内令昭和16年8月(1)p.29『内令第九百一號 艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス|昭和十六年八月五日 海軍大臣 及川古志郎|驅逐艦、一等夕雲型ノ項中「夕雲」ノ下ニ「、巻雲」ヲ加フ(以下略)』〕。同年11月5日進水〔。12月20日、巻雲艤装員長として藤田勇中佐が着任する(藤田は9月まで朝潮型駆逐艦1番艦朝潮駆逐艦長)。23日、藤永田造船所に艤装員事務所を設置した〔『○事務所設置 伊號第三十二潜水艦艤装員事務所ヲ十二月二十二日佐世保海軍工廠内ニ設置シ事務ヲ開始セリ|巻雲艤装員事務所ヲ十二月二十三日藤永田造船所内ニ設置シ事務ヲ開始セリ』〕。 1942年(昭和17年)3月14日に竣工した〔〔#S1703横鎮(3)p.2『十四日一一〇〇巻雲艦長(宛略)巻雲機密第一番電 巻雲ノ引渡ヲ受ク 一〇三〇』〕。同日附で艤装員事務所を撤去〔『○事務所撤去 巻雲艤装員事務所ヲ三月十四日撤去セリ』〕。横須賀鎮守府籍〔#内令昭和17年3月(2)p.20『内令第四百四十四號 驅逐艦 巻雲 右本籍ヲ横須賀鎮守府ト定メラル|横須賀鎮守府在籍 驅逐艦 巻雲 右警備驅逐艦ト定メラル|昭和十七年三月十四日 海軍大臣 嶋田繁太郎』〕。藤田艤装員長も本艦駆逐艦長(初代)となった。横須賀鎮守府警備駆逐艦となった本艦は、横須賀へ移動した。
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